賃貸の水道事情

賃貸の水道事情

私は北海道札幌市で看護師として働いていました

賃貸の水道事情
★ 67歳 女性
私は北海道札幌市で看護師として働いていました。
ある時、ある資格を取得するために、東京で1ケ月間研修を受けなくてはならなくなりました。
病院からは「長期間の研修になりますので、ホテルではなくマンスリーマンションに滞在してもらいます。」と言われていました。

私が滞在していたマンションは、駅からも15分くらい歩かなくてはならず、近くにコンビニなどもない辺ぴなところにありました。

しかし、マンション自体はとても清潔感があったので気に入りました。

ところが居住してみて分かったのですが、部屋の壁がとても薄いのです。
隣の家のテレビも聞こえてきますし、咳やため息まで聞こえてくるのです。
ある休みの日、部屋でのんびりしていたら、隣の部屋からシャワーを浴びる音がしてきました。

ところが30分経っても、まだ水が出続けている音がしたので、心配になって呼び鈴を押してみました。
返事がないため、心配になり救急車を呼んでみたところ、なんと女性が風呂場で手首を切って倒れていました。

幸い命に別条はありませんでしたが、後日、その女性がうちに来て「ご迷惑をおかけしてすみませんでした。
」と言っておられました。
「大丈夫?」と聞いたら「水道代は家賃に含まれているので、助かりました。
」と笑っていました。
複雑な思いで思わず顔を見てしまいました。

今となってはいい思い出です。